三重県津市にある学僧 普門上人を輩出した真宗高田派のお寺です。ご家族お揃いでお参りください。

彰見寺

ごあいさつ

彰見寺は三重県津市の津駅西近くに寺基を構える真宗高田派の寺院です。宗祖親鸞聖人によって開顕された「阿弥陀仏の本願による念仏往生のみ教え」を聞法する道場として、創建以来530年以上の歴史を紡いできました。
当寺は、「真実のみ教え」を聞法する道場としてだけではなく、戦前から行っていた日曜学校を受け継ぎ、毎年、地域の小学生を対象にした子供会活動(もちつき大会・レクリエーション)等、地域に根ざした活動を行っています。また、寺院境内の芝生庭園の遊歩道や休憩所を常時開放しており、地域の方々がともに集まる憩いの場にもなっています。
檀信徒の皆さまに限らず、地域の方々にも気軽にご来寺して頂ける、「心のふるさと彰見寺」であり続けたいと願っています。
彰見寺本堂内観の様子

彰見寺本堂

宗旨

山号旭耀山
寺号彰見寺
宗派真宗高田派
宗祖親鸞聖人
宗祖の主著顕浄土真実教行証文類
本山真宗高田派本山専修寺
本尊阿弥陀如来
正依経典浄土三部経(仏説無量寿経、仏説観無量寿経、仏説阿弥陀経)
教義阿弥陀如来は、あらゆる者を浄土に救うという大きな誓いをたてられました。 そして、われら凡夫(ぼんぶ)にはこの誓いを信じお念仏を申すことが浄土に生まれる因(たね)になると勧めてくださいます。

沿革

彰見寺は、記録に依れば、奈良時代(天平)の頃より在ったと伝えられています。長享2年(1488年)4月18日、彰見寺の住持職にあった教専坊恵光は、中興の祖と崇められる高田派第十世真慧上人(1413年~1512年)から直接教化を受けて改宗し真宗寺院となりました。

昭和20年(1945年)7月28日の戦禍により旧本堂及び諸建築が全焼した為、仮バラックを建て仮本堂としました。その後、昭和26年(1951年)、戦災復興事業により津市旧寺町より津市大谷町の地に寺基を移し、昭和34年(1959年)、新本堂を再建し現在に至っています。

略年表

西暦和暦歴史
1488年長享二年高田派中興真慧上人に帰依し真宗寺院となる
1910年明治四十三年親鸞聖人650年大遠忌法要厳修
1945年昭和二十年空襲により堂舎焼失
1951年昭和二十六年津市大谷町に寺基移転
1959年昭和三十四年本堂再建
1961年昭和三十六年親鸞聖人700年大遠忌法要厳修
1983年昭和五十八年一光三尊佛奉迎法要厳修
1988年昭和六十三年彰見寺創建500年記念法要厳修
2008年平成二十年親鸞聖人750回遠忌報恩大法会厳修
2015年平成二十七年一光三尊佛御開扉大法会厳修